私は1972年いらい、毎年のように中国を旅行して、中国を愛する私の気持ちが、それ以前に増してさまざまな作品に影響を与えてきました。私は中国的な発想で作品を書き、日本の読者に中国の文化を伝えてきました。日本と中国は文字通り「一衣帯水」の位置にあり、歴史的にも両国の交流は密なるものがある。
この度、新たに中国語に翻訳されて出版される『茶事遍路』『中国五千年』『日本人と中国人』『西域余聞』『儒教三千年』が、中国の読者に読まれることは作者として非常に嬉しいことである。
译 文
自1972年以来,我几乎每年都要去中国旅行。那份热爱中国的情感也随之与日俱增,而且极大地影响了之后我的很多作品。我用中国式的思维创作每一个作品,并向日本的读者传递着中国文化。日本和中国的关系,正如“一衣带水”这句成语描述的一样,两国的交流从历史上看也是相当紧密的。
欣然得知,我的几部作品《茶事遍路》、《中国五千年》、《日本人与中国人》、《西域余闻》、《儒教三千年》等将在中国大陆首次翻译并得以出版,能够得到中国读者的赏阅,这本身就足以让作者深感欣慰和高兴了。谢谢!
(李达章 译)
陈舜臣
2008年11月20日